これからエヴァンゲリオンに触れる人に向けたまとめ~何を見ればいいのか~
シン・ゴジラ大ヒット上映中ですね!!!!!!!私も見ました、めちゃめちゃよかったです!!!!
シンゴジラの監督、庵野秀明監督といえば、エヴァンゲリオンです。シンゴジラを見ても、エヴァファンの方はなんとなくエヴァっぽい、庵野監督らしいなと感じたかと思います。
エヴァを見たことはないけどシンゴジラでぴぴっと、庵野監督の表現方法にピピピピっと来た人、エヴァを見てください。そんな記事です。
共通のストーリー
物語の舞台は西暦2000年9月13日に起きた大災害セカンドインパクトによって世界人口の半数が失われた世界。その15年後の西暦2015年、主人公である14歳の少年碇シンジは、別居していた父、国連直属の非公開組織・特務機関NERV(ネルフ)の総司令である碇ゲンドウから突然第3新東京市に呼び出され、巨大な人型兵器エヴァンゲリオン(EVA)初号機のパイロットとなって第3新東京市に襲来する謎の敵「使徒」と戦うことを命じられる。
要するにロボットアニメです。こういうとEVAはロボットじゃないとかいう人が現れて確かにその通りなんですけど大きなくくりはロボットアニメです。
そもそもどんなメディアで展開されているのか
ゲームや派生漫画なども含めればもっとありますが、ストーリーの本筋を追っている作品はこの3つです。
アニメ・新世紀エヴァンゲリオン(以下95年版)
1995年10月から1996年3月まで放送されました。その後、97年から98年にかけて、旧劇場版と呼ばれる劇場作品3作が上映されました。放送されたアニメだけでも一応完結はしていたのですが、クオリティーが予定したものと違う・・みたいな大人の事情で作られた最終2話のリメイクが旧劇場版(Air/まごころを君に)ということになります。これが原作!!完結済!
漫画・新世紀エヴァンゲリオン(以下漫画版)
1994年10月から2013年6月まで連載、長期連載だけど全14巻です。完結済!キャラクターデザイン担当の貞本義行さんの漫画。大筋はアニメ版と同じですが、キャラクターの性格や使徒(敵)の数など、小さい変更がかなりあるので、受ける印象はだいぶ違います。
劇場版・ヱヴァンゲリヲン新劇場版(以下新劇場版)
2007年に第一作が公開され、全四作予定で、2011年の第三作が最新です。つまり未完。エヴァオタたちは庵野ゴジラなんか作ってないではよ新作とか言ってたけど見てから手のひらひっくり返したとか返さないとか。
途中までは、95年版&漫画版と同じストーリーをたどるかにみられたのですが、全然そんなことはありませんでした。まだ完結していないので何とも言えませんが、最新作はマジで別物です。
↑ストーリーの違いを視覚的に表した図 新劇場版がどっか行くのは2作目の終盤から
結局どれをみればいいの?
私個人としては、95年アニメ版を推します。やはり原点となったアニメから見るのがいいんじゃないかと。完結してからかなり時間が経っているので、解説系サイトなども充実しています。
解説、と言いましたが、エヴァンゲリオンは終盤あたりが特に難解なアニメです。ネタバレになるので詳しくは言えないのですが、旧劇場版のラストシーン(つまり95年アニメの真完結シーン)が今でも議論を呼んでいます。ですので、話のわかりやすさで考えると、漫画版がおすすめです。文字化されているので設定をじっくり読むことができるし、終盤の展開もかなり手が加えられ、後味のいいラストです。しかし、戦闘シーンは、(貞本さんは非常に絵の上手な方で、それはそれでいいのですが)やはりアニメ二作のほうが見ていて楽しいのかな、と思います・・・。それから、アニメ版2作とキャラクターの設定(特に主人公)が微妙に異なっていますし、庵野さん色はかなり薄まっているので、やはりアニメ版かと。ゴジラでも見られたあの独特のせりふ回し、演出は95年アニメ版が一番よくわかる!そう思います。
新劇場版は、絵がとてもきれい(95年版は、昔のアニメだなあという作画の回がいくつか・・)なのですが、未完というのが初めて見る方には勧めづらいです・・。
かくいう私が初めて見たのは新劇場版ですが、当時は二作目(95年版との乖離がそこまで大きくない)までしか公開されておらず、問題の三作目は95年版を一通り見た後に見ました。新劇場版から見てもいいとは思うのですが、今見る方は三作目でえ????何??????となってそこで視聴をやめてしまうリスクがあるのではないかと・・。
ぐだぐだ述べましたが、まとめ!
95年版アニメを見よう!補助本として漫画版を読もう!見終わったら新劇場版をみて最新作を待とう!
以上です。質問ございましたらどうぞ。